請願署名「保険でより良い歯科医療の実現を」にご協力ください
協会は、いつでも、どこでも、だれもが、お金の心配なく歯科治療をうけられるよう、「『保険でよい歯を』広島プロジェクト」を立ち上げ、「保険でより良い歯科医療を求める」請願署名を開始しました。
国民生活は、物価高騰、水道光熱費の値上がりなどの影響で困難な状況にあります。経済的理由による受診抑制も改善されているとは言えません。健康保険の適用範囲では、学校歯科健診で「不正咬合」と指摘され、歯科矯正が必要な場合に保険が適用されず、保険外診療の負担から治療を断念してしまうこともあります。2024年度診療報酬改定では、学校歯科健診後に歯科矯正が必要か否かの「相談」部分が保険適用されましたが、保険で歯科矯正ができる要件は狭き門となっています。
長年にわたる政府の歯科医療費抑制策、オンライン資格確認とレセプトオンライン請求の義務化や物価高騰などが影響し、地域医療を支える歯科医療機関の経営は厳しさを増し、閉院・倒産が例年にもまして増加しています。
歯科医師、スタッフ、患者・国民の「保険でより良い歯科医療を」求める願いを実現するためにも、多くの先生方の署名への協力をお願いします。
【請願項目】
〇お金の心配をせず、安心して歯科医療がうけられるよう、窓口負担割合を下げてください
〇健康保険でうけられる歯科治療の範囲を広げてください
〇歯科医療の充実に必要な国の予算を大幅に増やしてください
署名用紙がご入用の方は協会までご連絡ください。(TEL082-262-5424)