新型コロナ感染症感染拡大下における医療体制確保のための支援を求める要請書

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平素より、地域住民の福祉向上にご尽力賜り、厚く御礼申し上げます。
2023年5月8日より、新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、医療費の公費助成などの多くが、原則廃止となりました。しかし、以降も変異を続ける新型コロナウイルスは感染力が非常に高く、過去に罹患しても免疫獲得が困難で、感染の波が到来する度に高齢者や基礎疾患を有する方を中心に、重症化や死亡者数が増加することとなっています。
7月に入って広島県および中国地方で感染者の増加が続き、7月25日、広島県では新型コロナ医療ひっ迫警報が発令されました。今後は夏休み期間で人の移動が活発になることによる患者数の増加、猛暑による体調不良への対応など、地域医療の維持、医療体制の確保に不安が生じる事態が生じています。
住民の健康、命を守るとともに、地域医療の維持・確保に支障をきたさないよう、早急に対策を講じていただくよう要請いたします。

【要請項目】
一、新型コロナウイルス感染症の入院治療に対応する医療機関への支援策を講じてください。
一、経済的負担によって早期発見、早期治療が妨げられることのないよう、検査、治療薬、入院加療についての公費負担を実施してください。