学習シンポジウム「市民の声が地域医療を守る」
新型コロナ下で、 医療につながることができず亡くなる事例が頻発しています。医療崩壊といえる現状は、何十年にも渡る医療政策が招いた事態ともいえます。
広島県府中市で、 地域の住民とともに病院統廃合に向き合い、 行政訴訟も手掛けた講師は 「医療は政治」であると語ります。
国の描く 「地域医療構想」 では都市部の病院再編統合も計画に含まれ、 県全体の医療体制に影響することも指摘されています。
全国 424 病院の統廃合リストの公表から、 地域の病院の統廃合問題に取り組んできた公立・公的医療機関再編ストップ!広島県共同行動連絡会(424 共同広島)では、 地域にとってなくてはならない 「医療」 のあり方をご一緒に考える機会として学習会を開催します。
ぜひ、 ご参加ください。
日時:3月4日(土)15:00~17:00
場所:広島ロードビル 3F ホール(広島市東区光町2丁目9)
※ZOOMによるオンライン配信も行います。
■プログラム■
① 学習講演
「公立、 公的病院再編統廃合対策―草の根住民運動による住民自治 ・ 民主主義の獲得と『医療を受ける権利の基本法』 の制定―」
講師 黒木秀尚先生
(黒木整形外科リハビリテーションクリニック院長 , 広島県保険医協会理事 , 上下町、三次市甲奴町、神石高原町の住民たちでつくる『地域医療を守る会』顧問)
② 報告
広島県の 「地域医療構想」 の現状
③ 意見発表と交流
地域の方、 医療従事者他